ナイアシンテストについて

右側試験管:ヒト型結核菌でナイアシンテスト陽性。
左側試験管:非定型抗酸菌(この患者さん)でナイシンテスト陰性。

ヒト型結核菌の大多数は、多量のナイアシン(ニコチン酸)を産生する。
他の抗酸菌は一部を除いて極めて少量しか産生しないので、この性質を
利用して産生されたナイアシンを検出するナイアシンテストが行なわれる。
ナイアシンがCN,芳香族アミンの存在下で桃色の色素を生成することに
より、ヒト型抗酸菌ではナイアシンテスト陽性となる。
方法:1)抗酸菌が発育している小川培地に沸騰水1.5-2.0mlを流しこみ
     5分間静置する。
   2)小試験管に抽出液を1mlとり、ナイアシンテストペーパーを
     抽出液中に入れ、直立させて密栓する。
   3)反応試験管を室温に15分間放置後、呈色の有無ならびに程度
     により判定する。
   4)陽性:テストペーパーの下部が桃色になる。

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